【2025年9月発売】この秋に絶対読みたい小説まとめ【6選】

BOOK

まだまだ残暑の続く日々ですが、

暦通りにいくと“読書の秋”に差し掛かってきます

この記事では

2025年の9月に発売される小説の中でも

イチオシの小説を6冊を発売日順にピックアップしたので紹介します

個人的に気になったものから話題作まで紹介しております!

この記事はこんな人におすすめ!

・今後のおすすめの新刊を探している人

・9月から読書をしたい!と考えている人

・読書が好きな人

・読書がマンネリしており、新しい小説を探している人

『読むと死ぬ本』 / 彩藤 アザミ

基本情報

基本情報

タイトル:『読むと死ぬ本』

出版社:講談社

ページ数:208ページ

文庫本or単行本:単行本

発売日:2025年9月10日

定価:2,090円(税込)

参考:https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000417254

あらすじ

ベストセラー作家を夢見ながらも売れない小説を書き続ける作家の私。ロシアで「読むと死ぬ本」と呼ばれる本を執筆し、謎の生涯を送ったセージャ・ダビニフスのドキュメントを書き上げ担当編集の氷上さんに手渡した。すると、「実は見つかったらしいんですよ、本物が。読みたくありませんか……?」と告げられた。あの伝承は本当なのだろうか。その呪いはどう現れるというのだろうか。私は興味をひかれつつもその日は答えを出さずに帰宅した。そして、その日、あの人に死が訪れた--。現代によみがえった本が、私の生活を侵食していく。

筆者のおすすめポイント

この本は、「読みたい本ランキング 単行本部門」で1位を獲得したことがある1冊で

「ひらけば最後、死が訪れる――。」ととても気になるキャッチコピー

紹介文からとても世界観に引き込まれる作りとなっており、

開いたらもう終わりなんて言われたら読みたくなってしまいます

ホラーが好きな方におすすめです!

『空、はてしない青 上』 / メリッサ・ダ・コスタ

基本情報

訳は山本 知子さんが担当しています

基本情報

タイトル:『空、はてしない青 上』

出版社:講談社

ページ数:416ページ

文庫本or単行本:単行本

発売日:2025年09月18日

定価:各2,310円(税込)

参考:https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000388937

あらすじ

「若年性アルツハイマーと宣告された男性、26歳。人生最後の旅の道連れ募集」。エミルは病院と周りの同情から逃れるため、旅に出ることにした。長くても余命2年。同行者を掲示板で募集したところ、返信が届いた。「高速道路の三番出口で待ち合わせしよう。こちらは、つばの広い黒い帽子にゴールドのサンダルに赤いリュック。どう?」。現れたのはジョアンヌと名乗る小柄な若い女性。自分のことは何も語らない。2人はとりあえず、ピレネー山脈に向けキャンピングカーで出発することにした。それは、驚くほど美しい旅の始まりだったーー。

爽やかな筆致で描く、命と愛、生きる喜びについての感動大長編。

筆者のおすすめポイント

この小説は上下の2部構成で、

命や愛、生きる喜びについてを描いた小説となっています

さまざまな作家のコメントからも、感涙不可避なコメントも多く寄せられており、

何か困難な壁にぶつかったときや、感動系を探している方に特におすすめしたい1冊です

『空、はてしない青 下』 / メリッサ・ダ・コスタ

基本情報

基本情報

タイトル:『空、はてしない青 下』

出版社:講談社

ページ数:416ページ

文庫本or単行本:単行本

発売日:2025年09月18日

定価:2,310円(税込)

参考:https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000413245

あらすじ

どこまでも続く青い空と海。エミルとジョアンヌは、南フランスの陽光きらめく中を旅していた。猫のポックとの出会い、海辺での穏やかな日々、ジョアンヌのマインドフルネスの教え。時にぎこちなく、時に深く心を通わせながら、2人と1匹は静かに時を紡ぐ。しかし、旅は穏やかなだけではない。進行する病と薄れゆく記憶はエミルをゆっくりと蝕んでゆく。残されたわずかな時間の中、互いの存在を支えに進むキャンピングカーは最期の目的地へ。失うことの痛みと、それでも生きることの輝きを描く、愛と再生の旅路。

爽やかな筆致で描く、命と愛、生きる喜びについての感動大長編後編。

筆者のおすすめポイント

“上”を読んで気になったらそのまま購読をおすすめしたいです

2部に分かれているだけあって、長編感動作として期待されている作品と評価されています

時間をかけてじっくり1つの物語に浸りたい方にはおすすめです

『事件は終わった』 / 降田 天

基本情報

基本情報

タイトル:『事件は終わった』

出版社:集英社

ページ数:384ページ

文庫本or単行本:文庫本

発売日:2025年9月19日

定価902円(税込)

参考:https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-744817-7

あらすじ

年の瀬に起きた痛ましい〈地下鉄S線内無差別殺傷事件〉。
突然、男は刃物を振り回し、妊婦を切りつけ、助けに入った老人を刺殺した。
時は過ぎ、事件に偶然居合わせてしまった人々には、日常が戻ってくるはずだった───。

会社員の和宏は、一目散にその場から逃げ出したことをSNSで非難されて以来、日々正体不明の音に悩まされ始め……(「音」)。

切りつけられた妊婦の千穂は、幸いにも軽傷で済んだが、急に「霊が見える」と言い出して……(「水の香」)。

事件発生直前の行動を後悔する女子高生の響が、新たな一歩を踏み出すために決心
したこととは(「扉」)。

人生に諦念を抱える老人が、暴れる犯人から妊婦を守ろうとした本当の理由とは(「壁の男」)。
など、全6編。

筆者のおすすめポイント

著者である降田 天さんといえば、

「このミステリーがすごい!」大賞日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞してきた活躍っぷり

個人的にはミステリーを読みたくなったらこの降田さんの小説を探すくらいに信頼しています

なので今回の短編小説もとても楽しみ

有名作は「偽りの春」「女王はかえらない」です

『秒速5センチメートル the novel』 / 鈴木 史子

基本情報

基本情報

タイトル:『秒速5センチメートル the novel』

出版社:KADOKAWA

ページ数:240ページ

文庫本or単行本:文庫本

発売日:2025年09月22日

定価:836円(税込)

参考:https://www.kadokawa.co.jp/product/322501000747/

あらすじ

2008年。東京で働く貴樹は、人と深く関わらず、閉じた日々を送っていた。30歳を前にして、貴樹は自分の一部が、遠い時間に取り残されたままだと気づきはじめる。そんな時にふと胸に浮かぶのは、色褪せない風景と、小学生の頃に出会い、心を通わせた明里との約束の日の予感だったーー。18年という時を、異なる速さで歩んだ二人が、ひとつの記憶の場所へと向かっていく。脚本家が自ら執筆した、劇場用実写映画の小説版!

筆者のおすすめポイント

皆さんはこの小説を知っていますか?

この小説は、2025年10月10日に映画化が決定し、

現在かなり話題沸騰中の作品となっています

主題歌も米津玄師さんが担当しており、

物語でも主題歌についても注目ポイントです

この作品は、「天気の子」「君の名は。」という大ヒット作を世に放った

新海誠さんの作品です

映画化が決まり、それがしかも新海誠さんの作品であるならば、

それだけでも十分読んでみる価値があるかと思います

映画化前にどんなものか読んでから話題に加わりたい方はまずは小説から

読んでみてもいいと思います

『ネバーランド』 / 藤野 千夜

基本情報

基本情報

タイトル:『ネバーランド』

出版社:新潮社

ページ数:400ページ

文庫本or単行本:文庫本

発売日:2025年9月29日

定価:825円(税込)

参考:https://www.shinchosha.co.jp/book/116432/

あらすじ

堅苦しいのは嫌い、ふざけているのが好き。30歳になってもそんな子供っぽさの残るミサが好きになったのは、同棲中の恋人がいる隆文だった。夏の終わりの夜、ファミレスで恋人の愚痴を聞いたことをきっかけに隆文はミサの家に居候。なのに恋人との関係を終わらせようとしないのだ。しびれを切らしたミサはついに出禁を言い渡すが……。普通の二人の歪な関係。芥川賞作家による絶品恋愛小説

筆者のおすすめポイント

独身のものと同棲して相手がいるものが惹かれ合うという歪なところから始まる小説で、

きっとムズムズする展開なんだろうな、とも思いながらも

この2人の関係性がどのように進んでいくのかが気になる1冊

まとめ

以上

まずは9月に発売される小説でいくつかピックアップして紹介しました

読書の秋が始まります

どんどん気になる小説が増えていく一方で

読みきれずに自宅に本が積み重なって溜まっていくのですが

それがまた満たされている感覚になる…

それでもまだまだ読んでいきたいと思います!

ご覧いただきありがとうございました

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