この記事の結論
ミステリーが好きな人はもちろん、「小説をほとんど読まない」という人にこそ読んでほしい1冊です
図解とテンポの良さで気づいたら100ページ読み終わっていました
絵の真実を知った瞬間の鳥肌は忘れられません
一緒に読みたい記事
『変な絵』ってどんな本?
雨穴さんといえば、
覆面作家兼YouTuberとして人気の著者です
前作『変な家』が累計400万部を超えるヒットとなり、
2024年に映画化もされました
その続編にあたる本作『変な絵』は、
「9枚の奇妙な絵」に隠された謎を解き明かすスケッチ・ミステリー
間取り図から絵へと舞台を変え、より人間の心理に踏み込んだ内容になっています

タイトル:変な絵
著者:雨穴
出版社:双葉社
発売日:2022年10月20日
ページ数:288ページ
累計発行部数:200万部突破(2025年11月
読了目安:集中すれば1日(約3〜4時間)
第1章はYouTubeで無料公開されており、410万回以上再生されています
「動画を見て気になった」という人が本を買うパターンが多い作品です
実際に読んだ正直な感想【5つのポイント】
以下は、実際に読んで感じたことをまとめたものです
ネタバレなしで書いています
① 図解が随所にあって、想像しやすい「親切設計」
通常のミステリー小説は「文字だけで状況を把握する」必要がありますが、
この本は違います
絵・図・表が本文中に自然に挿入されているので、
「頭の中で映像化しながら読む」ハードルが圧倒的に低いのです
読書に慣れていない人が途中で挫折しやすい原因の一つが
「情景が浮かばない」ことですが、
それを図解でカバーしている作りになっています
② 「気づいたら100ページ」になるテンポ感
288ページある本ですが、
1章が終わるたびに「次が気になる」状態になる構成になっています
1つの謎が解けると次の謎が提示される、
いわゆる「引き」の強い章立てになっています
文字が詰まったページと図解のページが交互に出てくるリズムも、
読み疲れを防いでいる理由の1つだと思います
③ 絵の真実を知った瞬間、鳥肌が立った
個人的に本作最大の魅力はここです
「絵に隠された心理」が明かされる瞬間、
それまで「ただの変な絵」に見えていたものが、
180°全く別のものに見え始めます
ホラー的な怖さというより、
「人間の内側にある狂気」がじわじわ浸食してくるような不気味さ
読んだ後にもしばらく頭に余韻が残ります
④ 集中すれば1日で読み終わった
288ページ、文庫なら更にコンパクトです
休日の午後に読み始めれば夜には読み終わります
「積読になりそうで怖い」という人でも
読み始めたら止まらないので安心して読むことができます
⑤変な家を読んでいなくても楽しめる
前作『変な家』と世界観を共有していますが、
本作単体で十分楽しめます
ただし、
前作に登場したキャラ「栗原さん」の大学生時代が描かれているので、
両方読むと2倍楽しめます
総合評価スコア【5段階】
こんな人におすすめ
| ✔︎こんな人におすすめ・向いている | △向いていないかもしれない人 |
|---|---|
| ・普段ほとんど本を読まない人 ・変な家の映画を観た人 ・ホラー・オカルト系が好きな人 ・謎解き・考察が好きな人 | ・重厚なミステリー(叙述トリック・本格推理)を求めている人 ・「人間関係が複雑な群像劇」を読みたい人 ・ホラーが全く苦手な人 |
変な家・変な絵・変な地図を比較
シリーズで悩んでいる人向けに一覧にしました
| 作品 | ビギナー向け | 怖さ | 謎解き感 | 単体で読める |
|---|---|---|---|---|
| 変な家 | ◎ | ★★⭐︎ | ★★★ | ◎ |
| 変な絵 | ◎ | ★★★ | ★★★ | ◎ |
| 変な地図 | ⚪︎ | ★★⭐︎ | ★★★ | ⚪︎(シリーズ既読推奨) |
読む順番については以下の記事で詳しくまとめていますので
こちらもご覧ください
よくある質問
- Q変な家を読んでいないと楽しめない?
- A
いいえ、単体で十分楽しめます。ただ「栗原さん」というキャラが変な家にも登場しているため、読んでいるとキャラへの愛着がより深まります。変な家→変な絵の順番がおすすめです。
- Qネタバレなしで読んだほうがいい?
- A
絶対にネタバレなしで読んでください。「絵の真実が明かされる瞬間」の衝撃は、何も知らない状態で味わうからこそ価値があります。この記事でも核心部分のネタバレは書いていません。
- Q電子書籍と紙の本、どっちがおすすめ?
- A
紙の本がおすすめです。作中に図・絵が多く登場するため、紙の方が見やすいです。Kindle版でも十分楽しめますが、Audible版(聴く読書)もあります。ただし、図が見られないため本作は書籍か電子書籍が向いています。
まとめ
この記事のポイント
- 図解が豊富で「小説を読まない人」でもサクサク読めるつくり
- テンポが速く、気づいたら100ページ読んでいる引きの強さ
- 絵の真実を知った瞬間の鳥肌体験は読んでみないとわからない
- 集中すれば1日で読み終わる、積読リスクが低い
- 変な家未読でも楽しめるが、読んでいるとより深く楽しめる
「本が苦手だから買うか迷っている」という人に一番おすすめしたい作品です
288ページという分量を感じさせないテンポと、
読み終わった後にも頭に残る不気味さが魅力なこの作品を
一度手に取ってみてください
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