「小川糸さんの本を読んでみたいけど、どれから読めばいい?」──
そんな方に向けた完全ガイドです
小川糸さんは、温かみのある物語と、
思わずお腹が空くような料理描写で知られる人気作家
『食堂かたつむり』『ツバキ文具店』『ライオンのおやつ』など、
映画化・ドラマ化された作品も多く、
何から読めばいいか迷う方も多いはず
書評ブロガーとして、
小川糸さんの世界を最大限楽しめる読む順番を提案します
小川糸とは|料理描写と温かさの名手
小川糸(おがわ・いと)さんは、1973年生まれの小説家
2008年に発表したデビュー作『食堂かたつむり』が大ベストセラーとなり、
一躍人気作家に
作品の特徴は、
あたたかみのある物語と、五感を刺激する料理・食べ物の描写
日常の何気ない瞬間や、
人と人とのつながりを丁寧に描く作風で、
幅広い読者に愛されています
エッセイの名手としても知られています
映像化・受賞歴
| 作品 | 実績 |
|---|---|
| 食堂かたつむり | 2010年映画化/伊・仏で文学賞受賞 |
| つるかめ助産院 | 2012年NHKドラマ化 |
| ツバキ文具店 | 2017年NHKドラマ化/本屋大賞4位 |
| ライオンのおやつ | 2020年本屋大賞2位/2021年NHKドラマ化 |
作品は英語・韓国語・中国語・フランス語・スペイン語・イタリア語など
多くの言語に翻訳され、
世界中で読まれています
結論|初心者におすすめの読む順番
初心者向けおすすめ順
① ライオンのおやつ(本屋大賞2位の感動作)
② 食堂かたつむり(デビュー作にして代表作)
③ ツバキ文具店(鎌倉の代書屋シリーズ第1作)
④ キラキラ共和国(ツバキ文具店の続編)
⑤ とわの庭(静かな再生の物語)
小川糸作品は基本的に一冊完結ですが、
『ツバキ文具店』→『キラキラ共和国』→『椿の恋文』はシリーズなので、
この順番で読むのがおすすめです
それぞれ詳しく見ていきましょう
『ライオンのおやつ』
2020年本屋大賞2位
若くして余命を告げられた主人公・雫が、
瀬戸内の島のホスピス「ライオンの家」で残りの日々を過ごす物語
毎週日曜日の「おやつの時間」を通じて、
生きることの愛おしさが静かに描かれます
「死」を扱いながらも、
悲壮感より「今を生きる温かさ」が溢れる感動作
小川糸さんの魅力が最も分かりやすく凝縮された一冊で、
初めての方に最もおすすめです
こんな人におすすめ:小川糸を初めて読む/感動できる物語が読みたい/「生きること」を見つめ直したい
レビュー多数
第2位
NHK
人生の最後に食べたいおやつは何ですか──。
『食堂かたつむり』
2008年のデビュー作にして、
小川糸さんの名を世に知らしめた代表作
恋人にすべてを持ち去られ、
声を失った主人公・倫子が、
故郷に戻り「1日1組限定」の食堂「かたつむり」を開く物語
倫子が作る料理が、
訪れた人々に「奇跡」を起こしていく──
料理描写の美しさと、再生の物語が見事に融合した一冊
2010年に映画化、
イタリア・フランスでも文学賞を受賞した世界的人気作です
こんな人におすすめ:料理が登場する小説が好き/再生の物語が読みたい/小川糸の原点を知りたい
レビュー多数
文学賞
柴咲コウ主演
声を失った私が開く、1日1組限定の食堂。
『ツバキ文具店』
2017年本屋大賞4位、NHKドラマ化
鎌倉の小さな文具店を舞台に、
祖母から代書屋(手紙の代筆業)を受け継いだ主人公・鳩子が、
依頼人たちの想いを手紙に込めていく物語
作中には実際の手書き文字も登場し、
「手紙」という文化の温かさを再発見させてくれます
鎌倉の四季の風景描写も美しく、
シリーズの世界にどっぷり浸れる一冊です
こんな人におすすめ:手紙・文房具が好き/鎌倉が好き/日常系の優しい物語が読みたい
レビュー多数
第4位
多部未華子主演
鎌倉の代書屋が、人々の想いを手紙に込める。
『キラキラ共和国』
『ツバキ文具店』の続編
本屋大賞にもノミネートされた人気作
代書屋・鳩子の新しい家族との生活と、
変わらず続く手紙の代筆を描きます
前作で鳩子に親しんだ読者なら、
彼女の人生の次の章を見届けたくなるはず
『ツバキ文具店』を読んだら、
ぜひ続けて読みたい一冊です
シリーズは『椿の恋文』へと続きます
こんな人におすすめ:『ツバキ文具店』を読んで気に入った/シリーズを続けて読みたい/鎌倉の世界にもっと浸りたい
レビュー多数
作品
第2作
代書屋・鳩子の、新しい家族と手紙の物語。
『とわの庭』
生まれつき目が見えない少女・とわが主人公
母と2人で暮らしていたとわが、
ある日突然ひとりぼっちになり、
それでも生き抜いていくという再生の物語
小川糸さんならではの「五感を研ぎ澄ます描写」が光る一冊
目が見えないとわの世界を、
匂い・音・手触りで丁寧に描き出します
静かな感動が胸に残る作品です
こんな人におすすめ:静かで深い物語が好き/逆境からの再生を描いた作品を読みたい/小川糸の新たな一面を知りたい
レビュー多数
真骨頂
感動作
目の見えない少女・とわが、ひとりで生き抜いていく。
エッセイもおすすめ|小川糸の日常
小川糸さんは「エッセイの名手」としても知られています
小説の世界観のルーツが見えてくるエッセイは、
ファンならぜひ読んでおきたいところ
『針と糸』
ベルリンでの生活で学んだ知恵と工夫を綴ったエッセイ
小川糸さんの暮らしへの姿勢が伝わります
『真夜中の栗』
食にまつわる日記エッセイ
料理描写が魅力の小川糸さんらしい一冊
エッセイを読むと小説の背景が分かり、
より小説の世界が魅力的に見えてきます
小説を何冊か読んだら、
ぜひエッセイにも手を伸ばしてみてください
小川糸作品をお得に読む方法
Audibleで「聴く」
小川糸さんの料理描写や繊細な情景描写は、
プロのナレーターの朗読で聴くと格別
通勤・家事中の「ながら読書」にぴったりです
30日間無料体験で試せます
Kindle端末で快適に
小川糸作品をまとめて読むなら、Kindle端末が便利
詳しくはKindle端末おすすめ比較記事をご覧ください
まとめ|あなたにぴったりの1冊
小川糸さんの作品は、
「読むと心が温かくなり、お腹が空く」のが共通の魅力
迷ったら、
まずは本屋大賞2位の感動作『ライオンのおやつ』か、
デビュー作『食堂かたつむり』から手に取ってみてください
『ツバキ文具店』シリーズにハマったら、
『キラキラ共和国』『椿の恋文』と読み進めるのもおすすめ
エッセイまで読めば、
小川糸ワールドを完全に堪能できます
他の人気作家の読む順番も知りたい方は、青山美智子読む順番ガイド、凪良ゆう読む順番ガイドもご覧ください。




コメント